nora

tomo | Graphic designer, Illustrator | デザイン、イラストのお仕事をしています。日頃のたわいない独り言をつぶやいていきたいと思います。

自然に癒されたい。そうだ、カナダいこう。②

バンフに到着して3日目。

朝9時出発して本日は…




◎ヨーホー国立公園

   エメラルドレイクでカヌーしよう


ガイドさんの計らいで

Tim Hortonsへ朝ごはんの

ドーナツを買いにいきます。

カナダではもうどこにでも

Tim Hortons!! くらいTim Hortonsです。


私はハニークルーラーの

ドーナツと、もう1個忘れたけど

チョイス。


おいしくパクパクしてたら

途中、立派なツノをもった

エルクのオス一頭と遭遇。


ゾクッとするほどかっこいい。

けど、写真うまくとれなかったから

その姿は胸に刻みました。


更にいくと、今度は

若いエルク(エルク?)を発見。

キャッスル山を背に、

これまた絵になるー。


けど、また写真うまくとれなかった。

遠い。ほら、奥にチコッといる。

その姿も胸に刻みました。



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今日は旧道を走ります。

まっすぐまっすぐ道を進み

空気は冷たいけど

あったかい陽射し木漏れ日感じつつ



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メメたんのクマ探しも白熱中。


たまにクマは線路付近にも

やってくるとのことで…



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線路!!!


まっすぐな線路ー!!

あっち向いても線路!


こっち向いても線路!



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線路は続くよどこまでも。

それは、これだわ。

この先にそれぞれの目的地があって

いろんな人や物を運んでいる。


タンポポがたくさん。

次回は列車の旅もしたいねとか

話しながら。

なんと近くに新しいクマのフンも発見。

こりゃ近いぞ。


ガイドさんおすすめのロッジ。

テラスで朝コーヒーをいただくとか。

最高すぎる。

いつか必ず泊まりたいぃ



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やはりここにもクマオブジェがたくさん。

クマオブジェと格闘するメメたんの

撮影会を終え、



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車で更にぐんぐんぐん。

やはり広大な景色は続きます。

先ほどの線路は

まだまだ続いています。



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運良く、

スキー場のゴンドラ&リフトも

最近オープンしたとのことで

いってきます◎


グリズリー剥製とメメさんの撮影をし、

クマの足跡、フン、剥製…

徐々にクマに近づいている。

今度こそはなんて言いながら、

ゴンドラにのりこみます。


展望台から望む景色は息をのむ。

ほんと、視界に入りきらない。


遠くにみえるレイクルイーズ。

昨日みた湖があんなに小さくみえる。



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国立公園内は

本当に管理がしっかりされていて

これこそ自然第一に

すべてが考えられている。


人間を守るためではなく

動物がケガをしないように、

過ごしやすいように、

植物がのびのび成長するように、

すべての配慮がなされている。



自然を守るって

こういうことなんだなぁ。



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クマいないねぇ


クマ探しながら

リフトで下まで戻ってきて、

ランチビュッフェをいただきます。

白身魚の味付けがおいしかったなぁ。

のろまの私。もぐもぐ。



次に向かうはスパイラルトンネル。

峠を越えるためにつくられた

らせん状のトンネルとのこと。


しかしスパイラルトンネルの見所は

長い鉄道が通らねばその素晴らしさを

感じることができないという切なさ。

繋がった長い車両がヘビのように

トンネルの頭からおしりまでひとつながりに

らせんを描くのです。


いつ来るかわからぬ列車を待つのか。

はたまた来たとしても短い車両なのか。



すると、


ポポーーーーーー



!!

この音は・・




汽笛や!!



キターー

すごいタイミング。

なんとゆう運の良さ。



ワクワクワクワク。

何両の列車かは分からないが

そのタイミングに興奮状態。



トンネル通るぞ通るぞ。

そろそろだぞ。




ドキワクドキワク。


デターーー!!



スパイラルやー!!


ガタンゴトン

ガタンゴトン



・・なんか

長くないかいこの鉄道。

鉄道のおしりが見えない。


ついには鉄道の先頭が

手前を通り過ぎはじめた。


えぇ

長い!


鉄道だけで2キロはあるんではないか。


と、文にしても

なかなか伝わらぬこの感動。

写真にしてみよう。




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伝わらぬ。



地味すぎて

なにも伝わらぬ。


でもすごかったんだい!

ガイドさんもこれだけの鉄道は

久しぶりだとのことでした。


おしりの見えぬ鉄道は

我々が去る頃にも

まだおしりをあらわさず。


いったい何両だったのか。

山手線だったら車両の中歩くだけで

一駅歩けちゃうんじゃないか。


そんな驚きのスパイラルトンネルでした。



ナチュラルブリッジに到着。



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ざばーん


ちょっと移動。


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ざばーん


どこの水も本当に吸い込まれそうなほど

きれいな色をして透き通ってる。


水の侵食によりできたブリッジ。

たまたま新婚さんたちが撮影してた。

みるからにハードだけども

きっと素敵な仕上がりだろなぁ。



車はついにエメラルドレイクへ。

看板かわいい。


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こちらでも運良く

最近解氷と共にカヌーがオープン。

念願のカヌーを堪能します◎

名前のとおり、美しいエメラルドグリーン。



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私個人としましては

海外でのカヌーは

はじめてだったのですが

うわさ通り海外は

最初に漕ぐ練習とかもなく

「はい」

ってオールとライフジャケット渡され

さらりと いってらっさい。ワオ


我々は幸い学生時代のサークルで

毎年那珂川くだっていたので

エイサーといけたはいけたのですが。


学生時代はカヤックが多かったので

カヌーは1年生の時に沈した以来で

ちょっとドギマギ。

しかもエメラルドレイク。

こんなにあたたかそうな色に見えて

限りなく冷たい。

落ちたら3分で硬直、

5分で死すだろうとのことで

まじ死と隣り合わせのスリル感。

舵取りは、安定ののんちゃんに託す。


岸辺からこちらに手を振る

どこかの国の学生の団体さん。


すごい一斉にカメラ向けてる。

今の瞬間、うちらすごい人気じゃん。

あの写真、くれないかなぁ。


なんて話しながら

必死にオーエス漕ぐ3人。



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こちらはのんちゃん目線。

オーエス



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この広い広い湖に浮かぶ

ポツンと小さな赤いカヌー。

まわりには雄大なる

カナディアンロッキー


何というぜいたく。



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波の音と、鳥の声のみ。

チャプン。

エメラルドの中の我々。

冷たい水。


湖の真ん中あたりにきたら

またピタリと風がやみ、

波がとまった。


ちょっと後ろに寝そべる感じになって

景色全部見渡す。



ずっとここに居られる。

眠れる。

でも、寝たら確実に死ぬ。



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あっという間の1時間。


ロッキー歌ってたら

途中からなぜかルパンになる不思議。

静かな湖畔の歌をうたいながら

岸に戻る私たち。


最高の時間でした。


ガイドさんと一緒に湖のまわりも

ちょっと散策。

植物もみてまわりながらおしゃべり。

ヘコヘコ漕いでいた私たちのカヌーが

湖の真ん中あたりで見失って

ちょっと心配になったそうです。

失礼しました(。-人-。)


ナチュラルブリッジで撮影してた

新郎新婦さんにまた出会った。

やっぱり絶好の場所なんだなぁ。



カナダで

ハイキングしたい

カヌーしたい

クマみたーい


なんてぬかしていた私たちを

最後はジョンストン渓谷へ

連れて行ってくれました。


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ハイキング。

今にも崩れ落ちてきそうな岩壁や

(もはや実際崩れ落ちている。)

地層や寄生植物や

崖っぷちに作られた道や

通りすがりに絡まるおじちゃんや


自然を感じながらたどり着いた滝。



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カカウ滝は見られなかったけど

こちらの滝も間近でみることができて

圧巻。

マイナスイオンだ保湿だどころか、

顔面浸水状態。


近!滝近!


とっても気持ちよかったです。

でもみなさん足元気をつけて◎


帰りの駐車場では

シマリスプレーリードッグ発見!



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立ってる。



コヨーテもいたらしいけど

トイレ行って見逃してしまった。。

無念。


あぁ、1日が終わってしまうー

帰りの車内も切なさがにじむ。

一瞬一瞬忘れたくなくて

目をこらして景色を胸に刻む。


2日目ともなると

ガイドさんとも仲良くなって

(ると、思っている私)

だから、今思えば

もっと色々カナダのこと

聞けばよかったなぁ。

歴史や名前の由来や

山、動植物のはなしも

聞けば聞くほどおもしろい。


バンフの街にもどり、

昨日予約してもらった

シャトーブリアンが食べられる

エルトロに到着!


ガイドさんとはここでお別れ。

最後の最後までお世話になり

本当に本当に最高の時間を思い出を

作ってもらいました。

言葉に表せないほど。

私たちの描いていた以上のものばかり。

長い長い道のりの運転。

機転を利かせていろいろ

提案してくださったー 涙

本当にありがとうございました!

届け、私たちの思い。

またガイドしてくれるかなぁ。。


あっという間だったなぁ。。


ガイドさんの車を見送り、


バンフ、3日目の夜は

シャトーブリアンです。


目の前でとりわけて

盛り付けしてくれる。



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はわわ〜〜

すてきっっ


やらかい。

おいしいよう。

肉!!っていうほど、肉。


なのにペロリ。

重たくないのです。


野菜もおいしい。


昨日、今日、肉。

肉食女子たちの1日は

今日も終わりをむかえます。


夜23:00すぎに

ようやく空が暗くなったところで

今夜もまた窓にはりついて

オーロラさがし。

今日もやっぱりわからない。

これ、外からみたら

恐ろしい図だよなぁとか思う。


オーロラみえたらいいな。



絶対絶対寝かさないという

昨晩の逆襲を受けながら

また、クマ講習を受けながら

この日の夜はふけていきました。



バンフ。

リピーターが多い理由がわかる。

ここに来なければ感じ得ないもの。

気づかされないもの。

写真を見て思い出すだけじゃ

足りない圧倒的なもの。

それがここにはあるんだなぁ。

何にもしなくていいから、

ただ自然の中にいるだけで

得られるものがあるんだなぁ。


バンフ、また明日✳︎