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nora

tomo | Graphic designer, Illustrator | デザイン、イラストのお仕事をしています。日頃のたわいない独り言をつぶやいていきたいと思います。

「映像の世紀」クラシックを聴きに、母と。

先週となりますが。


母と渋谷デート。

カフェいって、
プリクラとって、

むかうは、

目当ては
こちら。

母とクラシックコンサート
観賞してきました。



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私は世界の平和は勿論、
日常の人間関係的にも
勿論平和主義であり

たとえお店で注文した
黒蜜きな粉のわらび餅が
間違えて黒蜜抹茶わらび餅となって
出てきても
間違えて黒蜜白玉あんみつになって
出てきても
クレームつけずに
おいしくいただきます。
(単にぜんぶ好き)



物騒な事は沢山あるけど
現在日本がこんなに
平和でいられるのも

様々な過去あってのもの。



平和ボケの日常を
おくっていた小学生の私に
グサリと刺激を与えた
この番組。


こんな世の中が
おじいちゃんおばあちゃんの
時代には起きていたんだ。

目を背けたいけど
背けちゃいけない。

そんな事実が
そこには映っていました。


日常が非日常で
非日常が日常であった事実と
違和感。

それから色々
戦争映画みてみたけど
結局拭い去れない
違和感と苦しさ。痛み。

なんだろう。



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このたび「映像の世紀」が
巨大スクリーンで映し出され
加古隆さんと
日本フィルハーモニーの生演奏で
観賞できるということで
行ってきました。

素晴らしかった。

オーケストラの演奏と映像、
生のナレーション。
あまりにも贅沢。

贅沢。

生演奏の重々しさ。迫力。
胸にずっしり響きました。



最後には泣きすぎて
涙が首下まで
流れきって
洋服の中に入ってった。

でもその涙がなんの感情なのか
悲しいのか悔しいのか辛いのか
罪悪感なのか。
ただただ苦しうむ。

人間の罪がそこにはあって
全てが世界が繋がっていて
だからこそ起きてしまった
数々の事実。

素晴らしい発明もあれば
それらが結果的に生み出した
狂気もある。
それらが今の様々な発展を
生み出したというのも
皮肉な事実。

今や当たり前となって
誰もが日常で使用している
インターネットでさえ
元は軍事目的が起源なのだ。


様々な歴史的背景が
音楽や文化にも
大きく影響していた20世紀。


映画が発明され現代に至る
20世紀から21世紀までの
様々な映像が流れる。

モノクロの無音映像。

淡々と事実だけを映した映像だからこそ
言葉なしにダイレクトに感じる何か。


母の育った
広島も映し出され
母が実際にみてきた
半世紀も映し出され

母も隣でぐっと感じるものが
あったと言っていました。



今年、オバマ大統領が
広島を訪問し、

私は戦争を経験したことがないし
見聞きしたことから想像するしか
できないけど
この訪問は
すごくすごく
大きな事だと思いました。

もちろん
人によっていろんな意見が
あると思います。

ひとりひとりの経験や
思いや考えや過去や状況、環境
ぜんぶちがうから。

すごく複雑で難しい。
見方によって意見は180度違うから。

そこだけにスポットを当てれば
そこに対する見方になるけど
別のスポットでは別の見方がある。


でも、いつだったか、深夜、
森重昭さんのドキュメンタリーを見て
そのあとに
オバマ大統領が平和記念公園での
スピーチのあと
森さんとかたく抱き合ったのを
改めて見たらすごい涙が出て。

いろいろな見方はあれど、
これはひとつの大きな大きなことが
かたちとなったんだと改めて思いました。


誰も戦争なんて
したいわけがない。



9.11以降
頻繁に起きるようになったテロ。

パリで、目隠しでフリーハグを求める
若いイスラム教徒に、
優しく抱き寄る多くの人々。

さいごに
その映像が流れたとき
たくさんの人たちの
鼻をすする音が聞こえてきました。

たぶん
ただ悲しいとか、そういう涙じゃなく、
考えねばならぬ、色々な色々な想いで
流れたんじゃないかと思いました。




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報道の仕方で
情報はどんなふうにも
物語化できる。


インターネットの発達で
情報過多となった現代の世の中。
間違えた情報とか偏った情報ではなく
受け手がきちんと事実を
とらえねばならぬなぁと、
なんだか
世の便利さの恐怖をかんじました。


なんとなく
少し不便が
ちょうど良い。



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最後にアンコールで
もう一度
演奏してくれました。

入り込んで聴き入って
しまいました。

なりやまない拍手。


貴重な深い
ひとときでした。

またやってほしいなぁ。
たくさんのひとに
みてきいて感じてもらいたいなぁ。

そう思いました。