nora

tomo | Graphic designer, Illustrator | デザイン、イラストのお仕事をしています。日頃のたわいない独り言をつぶやいていきたいと思います。

ライブだ。そうだ、京都いこう。

社会人になってからは。

大抵、旅行でお休みをいただく場合
その前日まで(時には当日朝まで)
てんてこ祭りになります。

これまでも
旅行当日に徹夜したまま
旅先にむかうこと、多々。


果たして癒されるための旅行なのか
その前の地獄をみるためなのか

ということを
他のデザイナーさんと話したことが
あります。


しかし・・

旅先に着くとそんなもん
全部ふっとんで
最高潮に楽しくなっちゃう。

それがやはり旅行のパワー!
だからまた徹夜してでも
行ってしまうのだ。


行き先、京都。



仕事でお世話になるパイセンと。
パイセンにすすめられ
京都旅行でライブイン京都。

まず、汗だくの朝から始まります。


準備万端で家を出て、
東京駅への電車にのる。

電車に乗り込み、ドアが閉まるまで。
その間約10秒。


『・・携帯、  入れた、か?


や。   入れた記憶、ない。


うそ。まじで?


まて。今から戻るの?


ほら、

携帯なくても何とかな・・・





・・・るわけがない。』


即降車。
私の背中でプシュー、ガタン。


あまりのテンパりように、
2泊(初日別行動)の旅に
携帯なくても何とかなるんじゃと
血迷いかけた朝9時前。

ちょっと早く家出たから
まだ大丈夫、まだ大丈夫。

と自分に言い聞かせ
変な汗かきながら
ちょっと泣きそうになりながら
携帯と充電器を取りに家へ戻る。


そう。
焦っていた私は
携帯と充電器をつかみ
また駅へ向かうため
玄関の鍵を閉めた。

と思ったら充電器のコンセントを
鍵穴にさしていた。


違う。
と、焦りながらクスッと1人で
小さく突っ込み
なんとか東京駅へ無事到着。


京都行くまでに
ここまでかかった。

駅弁たべて

やはり今日も美しい富士山を拝み


きちゃった

ここは、京都だよ!


京都。

なぜだろう。京都。

京都くるとなんだか
切ない気持ちになる。


時代をこえた歴史が
あまりにもたくさん
ここで刻まれてきて
その証がそこかしこに
残っているから?

前回の新撰組巡りの旅では
常に胸がギューってなっていた。

芹沢鴨が切られた刀の跡とか
もうただただその場で眺めながら
現場や様子や思いをイメージした。


とかいうけど
全くそんな詳しくないから
全く歴女の要素はないのです。
むしろ学生時代は
何を隠そう世界史とってたし。

マルクスアウレリウスアントニヌス
言ってたし。


なんだけど
なんでしょう。
この切ないかんじ。

単に感銘受けやすい人。
単純なのでしょう私は。



京都。

初日でパイセンとは一旦バイバイ。
私はひとり、嵐山を目指します。

ずっと行きたかった竹林。
ちくりんをめざす。


少し雨に濡れた道がまた
良くて。少しひんやり感じる。

雲の合間から太陽の光。


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静寂。

いや、観光客多すぎて
全く静寂ないんだけど、

この竹林の静寂。
高くまっすぐ並ぶ竹。


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美しい。

何度も往復。



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間違えて北門入っちゃった私。
しかし素晴らしい庭園で
これ、春にきたらきっと
この上なく美しいのではと思います。


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なんだかみんな参拝してるし
私も私も〜

と思って、ひとりでしっかり
お祈りしていたら、
縁結びの神社だった。

きっとひとりで
すごく切実に縁を祈りにきた人と
思われたと思う、私。

すっごいしっかり
近くから遠くから
神社眺めてたし。

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渡月橋を渡ってみたり
眺めてみたり。

嵐山駅。
話に聞いていたとおりステキだった。

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おなかすいたなあ。

あ。
湯葉たべなきゃ。
ゆばゆば。

ゆば汲みあげなきゃ。

こむ前に早めに食べちゃおう。
嵯峨とうふ 稲


まだ5時くらいだったので
すんなり、窓際の席へ。

もちろんぜいたくに
手桶くみあげ湯葉御膳を。


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たまらぬーー

くみあげまくる私。
海外からの観光客大家族の隣で
1人湯葉をくみあげまくる私。

生麩田楽も
一生食べていられるコレ。

おなかもココロも満タンで
嵐山散策。
再度嵐山駅で夜の景色をみる。
近くの漬物屋さんで
つけものちょっと試食。

つけものいつも残っちゃう私なのに
つけものおいしい。

せっかくだから
ちょっと乗っておこうかな。
と、京福電気鉄道乗ってみる。

で、また嵐山駅戻ったら
とっぷり夜も暮れていたので
仕方なし。
ホテルへ。
パイセンを待つ。


まだまだ終わらない1日目。
そう。

明日のライブにむけて
深夜の振り付けレッスンで
初日をしめるのである。


今日のブログは
長くなりそうです。



翌朝。

パイセンが探してくれたこのホテル
朝食がおいしいとの口コミあり

ふたり死ぬ気で起きて
いただきました。

おいしい!
朝はおかゆにしました。


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なんかブログぽい。


その後結構ゆっくりしてから
この日はライブ前に車折神社へ。

芸能、芸術の神社とのことで
この仕事していたら一度来ておかないと

というわけで

パイセンに連れてきてもらいました
車折神社


とてもステキで
ゆるりと歩くのもきもちいい
神社でした。

ご存知のとおり
やっぱりお祈りは
焦ってしまって
うまくできませんでしたが

今後とも
明るい道が開けることを祈ります。

カミサマ〜


神社のあちらこちらに
たくさんの
芸能関係者方の名前が
連なっていた〜〜

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さて、夕方。

バスで京都駅へ向かい
私たちは夜のライブへの準備を‥

そう。




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(足コワイ)


氣志團です!!

私がこの度いってきたライブ。
いやここはGIGといわせて
いただきます。


パイセンにすすめられ、

恥ずかしながら
正直私ははじめて
氣志團の音楽を
この日のために
しっかり聴き込みまして。

ドキドキしながら向かいました。

ライブいくと、いろんな人たちの
ライブのかっこを見るのが
楽しみのひとつなのですが

これまた氣志團ともなると
リーゼントや長ランの皆様が
あちらこちら!

ワクワクしながら
キョロキョロしながら
GIGに挑み‥‥‥




結果、

笑いすぎて本気で泣く

という、
耳にはしていたけど
本当に笑いすぎると→泣くに至る
という経験をしました。

本当におかしすぎて
どうしたらいいの!
笑う以上に何があるの!
くるしい!タスケテ!

わ!泣いてるあたし!!



最高に
かっこよかったー!!

そして
最高に真剣にふざけている!!

そしてなにより、
胸にしみました。


練習したダンスは
途中こんがらがって
ひとりワチャワチャしてましたが
楽しく踊りました。

本当にすてきな夜でした。
愛があるなぁと。

愛にあふれたGIGでした。
それぞれが、愛おしく感じる。

ありがとう氣志團
ありがとうパイセン!

ランマくん
かわいかったなぁ◎◎

その夜は
パイセンと、予約していた
京都はつだの焼肉弁当とビールで

夜な夜な語り明かしたのは

言うまでもありません。
朝6時まで。


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予約必須。
高いけど、んまい。
非常に、んまい!!


翌日ほとんど寝ずに起きて
おいしい朝ごはんをいただき
この日は清水寺へ。

そう。
行かねばならぬ理由が
そこにはある。

ひかねばならぬみくじが
そこにはある。

私は中学時代の修学旅行
清水寺でひいたおみくじの結果を
今でもちょっと引っかかっていました。

なんせ、
いくついくつで
死ス的なコトバがそこに。


え!シヌの!?
こんなピンポイントで?


たぶん。たしか。
書いてた気がしたんです。
遠い記憶。
ちがったらごめんなさい。

でも今でも衝撃で
覚えてるしな。
夢かな。


なんて話してたら
パイセンも
清水寺でひいたおみくじで
すごいピンポイントで
イヤなこと書いてあった‥

という過去があり、

これはおみくじ
ひき直すしかなくないっすか

という話になり
今日に至ったわけなのです。


ついに、
ついに。

真っ青な空の下
気持ちの良い清水寺の舞台の上で

おみくじをひく。


20年越し。

でた。

「生死、いくべし。」



生きる!!

やった、生きる!!

生きる、わたし!!



こうして
なんとなくぼんやり頭の隅にあった
死ス的なおみくじは
ペロッと上書きされたのでした。

気を良くした単純トモちゃんは
清水寺近くの
清水 順正 おかべ屋で

今日も湯葉を汲み上げまくるのでした。



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これ、最高です。
湯葉好きなら絶対これ!
たのしいし。

やー、汲み上げたなぁ。
連日汲み上げたわぁ。


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そんなこんなの
京都旅。


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さいご
阿闍梨餅を探すも
売り切れ続出。

屯所餅もやっぱり
なかったなぁ。

屯所餅はまた次回
屯所いった時にしましょ。


でも
本当に京都もGIGも
満足満腹の旅となりました◎

ありがとうございました◎◎
やっぱり良いわぁ。


けど、観光客の数
半端なかったやぁ。。



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みっくちゅじゅーちゅ
ここにもあった◎